新年最初の「いのちの学校」では、近代インドの聖人オーロビンド・ゴーシュの教えをご紹介します。
その主題は「人類の理想」です。
地球46億年の歴史の中での生命史40億年、人類史700万年、この地球上での生命活動がどうなるかは現在のところ人類が主役であり、人類は地球の生命活動全体の未来に大きな責任を担っています。
2017年最初の「いのちの学校」で、人類が目指す理想とは何かを、インドの聖人オーロビンドの教えをヒントに参加者全員で考えてみましょう。
◆講師
抱一 ( ほういつ )
◆日時
2017年1月28日(土) 17:00〜
※開場 16:30
講演終了後、1Fカフェにてお食事会もございます。こちらも是非ご参加ください!
◆場所
沙羅舎2F和室「こころとからだ塾」
外階段よりお上がりください。左の扉を入って奥が会場になります。
◆料金
¥2,000
お食事会参加+¥2,500 (お食事・飲み物付)
◆ご予約&お問い合わせ
[Tel&Fax] 0422-41-8617(沙羅舎 1Fカフェ心泉茶苑)
[Mail] info@sarasya.com
ご予約の際はお名前、参加人数、お食事会への参加有無をお知らせください。
【オーロビンド・ゴーシュ】
近代インドの著名な聖人の一人であるオーロビンド・ゴーシュ(1872~1950)は、当時インドの首都であったカルカッタ(コルカタ)に誕生し、医者であった父の勧めにより7歳から21歳まで長期間イギリスに留学し、ラテン文学、ギリシャ文学、イギリス文学、歴史を学びました。
当時イギリスに支配されていたインドへの疑問を持ったオーロビンドは、インド独立のために働くことを14歳のときに決意しました。21歳のときインドに帰国し、グジャラート州のバローダ王国のマハラージャ(国王)の政務官として働きましたが、28歳のころからインドの独立運動を組織し、34歳のときに独立運動の本拠地カルカッタに赴き、「革命家協会」という過激な地下組織を組織して官権に逮捕され刑務所に拘留されました。
獄中でインド聖典「バガヴァッド・ギーター(神の歌)」や「ウパニシャッド(奥義書)」を読み精神世界に開眼し、独自にヨーガの修行を実践して高度な精神性に目覚めました。
オーロビンドは自身が目覚めた精神性に基づく共同体を南インドのポンディシェリで開始し、オーロビルという地球上での理想郷作りに生涯を捧げました。オーロビルの建設は現在も進行中です。
